トレーニングで疲労し、傷ついた筋肉細胞の回復にはホエイプロテインが最も有効で効果的なタンパク質だと言われています。
多くのスポーツ専門家などは、筋肉のたんぱく質合成の最適化のために激しいトレーニング後には20~30gの高品質たんぱく質を摂取することを推奨しています。トレーニング後にホエイプロテインを摂取することによりたんぱく質のみでなく高濃度の分岐アミノ酸、特にロイシンも得られることができるのです。
ホエイプロテインがリカバリーに最適なのはホエイプロテインに含まれるアミノ酸組成が骨格筋に含まれるものとほぼ同じであるからだと言われています。摂取後、腸で消化され筋肉に吸収されるまでのスピードもホエイプロテインがリカバリーに最適な理由の一つです。ですが、ホエイプロテインにはたくさんの種類があります。選ぶ時、困った経験もあると思います。そこで今回はホエイプロテインの種類や選びかたをご紹介していきたいと思います。
目次
ホエイプロテインとはいったい何?
普段私たちが飲んでいる牛乳には、たんぱく質3.5%、脂質4%、乳糖4.6%、ミネラル0.7%、また、水が87%ほど含まれています。3.5%という少量のたんぱく質ですがホエイというたんぱく質の種類が20%のみを占め、カゼインというもう一つの種類が残りの80%を占めています。カゼインは主にカードとして熱成され各種チーズの原材料となります。それに反して液体部分のホエイは大変まずかったため通常廃棄物として捨てられていました。廃棄物として捨てられていたホエイが、現在、様々なアスリートやジムに通う人たちが日々のたんぱく源として好んで飲むホエイプロテインの原材料になっています。
ですがこの原材料である液状のホエイは、皆さんご存じの精製されたパウダー状の製品とはかけ離れたものなんです。原材料となる液状ホエイには、たんぱく質が1%のみしか含まれておりません。ほかの成分は、乳糖5%、ミネラル類0.6%、脂質0.2%そして残りの93%が水でできています。皆さんが普段飲んでいる最高品質なプロテインを製造するにはこの原材料を処理し、脂質、ミネラル類、乳糖、および水分を取り除きます。このように原料であるホエイを処理することで高たんぱく質濃度の製品が出来上がってきます。
ホエイプロテインの種類
ホエイプロテインコンセントレート(WPC)
WPCはたんぱく質75~85%、脂質約1~2%、および乳糖5~10%含有しています。WPCはマイクロフィルター法と呼ばれる特有の処理方法を使ってろ過されています。マイクロフィルター法ではその名の通り微細な穴を有する膜を通してのろ過が行われます。ホエイプロテインの中で最も低価格です。
ホエイプロテインアイソレート(WPI)
WPIはマイクロフィルター法よりもたんぱく質からより多くの乳糖および脂質を取り除くウルトラフィルター法を用いて加工処理されたホエイプロテインです。1食あたりのたんぱく質含有量がWPCよりも高く、低脂質、低糖質になります。そのため、WPIの価格はWPCよりもわずかに高価になります!
加水分解ホエイプロテイン(WPH)
酵素によりWPIのタンパク成分を1部、より微細なペプチドとアミノ酸に分解したものです。この分解過程は、通常腸の中で内臓酵素により行われています。なのでこの加工をすることによりWPCやWPIよりも繊細な加工が必要になるためほかの二種類よりも高価です。
まとめ
ホエイプロテインサプリメントはトレーニング目標、アレルギー、摂取のタイミング、価格などの要素をもとに選んでいきましょう!
牛乳を飲むとお腹を壊してしまう場合は、WPIはほかの商品よりも乳糖含有量が低いため、最適です。一方、アレルギーがないのであれば低価格、高タンパク含有量のWPCが最も理想的と言えるでしょう!また、味はいまいちですが、効果抜群なのがWPHです!高価格、高品質で高級プロテインになります。いずれにしても目的や体質にあったホエイプロテインを選んで効率的に効果を出していきたいですね!今回はホエイプロテインの種類を解説しました!買う前に是非一度自分に合うものがなんなのか、考えてみましょう!
ちなみに僕はマイプロテインを愛用しています!特に今はゴールデンスーパーセールの真っ最中なのでチャンスです!!!
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