皆さんこんにちわ。ふみパパです。
今日は皆さん大好きコーヒーに含まれる栄養について一緒にお勉強していきたいと思います。
コーヒーといえばやはりカフェインのイメージが強いんじゃないでしょうか?
そのほかにもどんな成分が含まれているのか?どれとも栄養なんてないのか?
普段何気なく飲んでいるコーヒーの栄養成分を知ることでもっと楽しんで飲めることになると思うので是非最後まで読んでいってくださいね!
目次
コーヒーを飲むことによる恩恵
カフェインとクロロゲン酸
コーヒーに含まれている成分で代表的なのがやはりカフェイン。
コーヒーは眠気を覚まし、勉強、仕事などの集中力を高めてくれていると思いますが、これらは全てカフェインによる効果だということはご存じだったでしょうか?
しかしもう一つ、忘れてはいけない成分があります。それが、クロロゲン酸です。
クロロゲン酸はコーヒーで初めて単離された成分でなんとカフェイン以上に多く含まれているんです。
コーヒー独特の風味や健康効果に大きく関わっています。
もしかするとこれから先、カフェインよりもクロロゲン酸のほうがコーヒーの成分で代表的なものになってくるかもしれません。
この二つの代表的成分について、ここからは学んでいきたいと思います。
生豆に含まれる成分
コーヒーにはまだ科学で解明されていないことも含め、細かく分けると100種類以上の成分が含まれているみたいです。
これらの成分は品種、精製方法、産地などによっても変わってきます。
成分比の違いは焙煎した時の色の変化や、コーヒーとして飲んだ時の味や香りの違いでも大きく影響してきます。
アラビカ種のほうが香りがよく、ロブスタ種のほうが苦みが強いコーヒーになることが成分の違いにはっきり表れていることがわかります。
アラビカ種
- 多糖類35~45%
- たんぱく質12%
- 脂質20%
- 少糖類10%
- クロロゲン酸5~8%
- アミノ酸1~2%
- カフェイン0.9~1.4%
- その他の酸2%
- その他
ロブスタ種
- 多糖類35~45%
- たんぱく質12%
- 脂質10%
- 少糖類3~7%
- クロロゲン酸類7~11%
- アミノ酸1~2%
- カフェイン0.9~1.4%
- その他の酸2%
- その他
*コーヒーの生豆には大体9~13%の割合で水分が含まれています。これらの成分は生豆から水分を抜いた状態での割合になりますので総重量に対するものではありません。
多糖類
「糖」といっても砂糖ではなく「炭水化物」の仲間です。
食物の組織を構成している繊維質なのがこれにあたります。
たんぱく質
大豆などに含まれているものと同じ、食物性たんぱく質の一種です。
コーヒーの複雑な香りや苦み成分の元になっています。
脂質
リノール酸、パルミチン酸などで構成され、コーヒーの香ばしい風味の元にもなっています。
少糖類
ショ糖などの糖分を指します。
焙煎することでかなり量が減りますので、コーヒーの甘味成分と言われているものとは違いますが、
焙煎してカラメル化を起こすことによってキャラメルやバターのような香ばしい風味につながります。
また、タンパク質などと調和してフルーティーな香りやナッツの香りを放ちます。
クロロゲン酸
コーヒーで初めて単離された成分で、ポリフェノールの一種です。
コーヒー酸とキナ酸が結合した物質なのですが、この結合の仕方で10種類以上の仲間があり、
それらをまとめて「クロロゲン酸類」と言っています。
これは、香りや苦味成分の元にもなっています。
抗酸化作用があり、この効果が様々な健康効果をもたらすということで近年大きく注目されています。
カフェイン
クロロゲン酸と並んでコーヒーの「効果」を支える重要な要素のひとつです。
ごくわずかですが、コーヒーの複雑な苦味成分の元にもなっています。
アミノ酸
アスパラギン酸、グルタミン酸など複数の種類から成り、
ショ糖やタンパク質などと調和してコーヒーの香ばしい風味につながっています。
その他の成分
クエン酸、リンゴ酸、リン酸など、その他にも様々な成分が含まれています。
まとめ
今回はコーヒーの栄養学の中でもどんな成分が主に入っているのか?というような感じでしたがいかがだったでしょうか?
カフェインだけじゃないんですよねー僕も最初はびっくりしました。そしてカフェインよりもクロロゲン酸の方が多いことに更に衝撃を受けました。コーヒー独特の風味や香ばしい香りにも繋がっていたんですよね。勉強を進めていくと知らなかった知識がどんどん学べるので凄く楽しいですよね!みなさんも是非、コーヒーについてどんどん学んで見てください。